マツコの知らない世界│茶師十段位が勧める超高級日本茶4選

マツコの知らない世界、今週の放送では日本で13人しかいないという茶師十段位に最年少36才で上り詰めた小林裕さんが登場して、日本茶の世界について紹介してくださってました。

茶師というのは、数千種類の茶葉をブレンドしてお茶の味を決める職業だそうです。

マツコさんは、家でもシャカシャカシャカと抹茶を点てて飲んでるそうです。「お味噌汁みたいな感覚?おダシみたいな味がするんだよね、抹茶って」とマツコさんは語っていました。

抹茶は茶葉の成分を全て吸収出来るということで、体にも良いみたいです(^^)

日本茶が過去最大のブーム

日本茶は今、800年以上の歴史がある中で過去最大のブームとなってるそうです。抹茶なんかもスイーツとかでたくさんありますしね。コンビニでもよく見かけますし。ペットボトルのお茶の種類もたくさんありますもんね。

日本茶の人気は日本国内のみならず、輸出も過去最高となってるとのこと。

そんな中、茶師の小林さんが1つの主張を投げかけています。

 

「急須でお茶を飲んでますか?」

 

小林さんがそのように言うってことは、急須で飲んでる人があまりいないということなんでしょうね。実際、小林さんが番組内で言ってましたが原料としての抹茶の需要は伸びてはいるそうなんですが、煎茶などを急須で飲む機会は減っているそうです。

急須で飲むというのを、私も以前はやってなかったんですが、最近やるようになりました。無農薬栽培の九州のお茶を知人からもらったことで、それを飲むために透明なガラス製の急須を買いました。

で、急須でお茶を入れるというのが美味いのなんの。ペットボトルのお茶も好きで外出時はよく飲みますが、家で飲むなら急須で入れるに限りますね。ま、急須で入れるのめんどくさいっちゃめんどくさいんですけどね(笑)茶葉の後片付けとかも面倒ですし。

しかし、その面倒さを補って余りあるほどの美味さがあります。急須で入れるお茶には。

日本茶は、海外ではブリトニー・スピアーズやヒラリーダフなど海外セレブが美容効果に注目してこぞって取り入れ、アメリカではペットボトルの日本茶が大ヒットしてるみたいですね。

私がアメリカに最後に行ったのが20年近く前ですが、その頃は日本茶はおーいお茶さえ置いてる店が少なくて、友人と一緒にスーパーにあったおーいお茶を棚にあるのを全部買ったという思い出があります(笑)

と言うのも、グリーンティーって書いてあったペットボトルのお茶を、日本茶だと思って飲んだらものすごく甘かったりしたことがあったんですね。他のお茶も似たような感じで甘さMAX状態(^^;

そんな中見つけたおーいお茶ということで、思わず大量買いしてしまったというわけです(笑)

今では、アメリカでも色んな種類のペットボトルの日本茶が飲めるみたいですね。

玉露 特製祥玉 祥玉園(京田辺産)

玉露というと宇治の玉露なんかが有名ですが、京都の京田辺は最高級の玉露産地だそうです。小林さんが紹介したのは、祥玉園という190年の歴史のあるお茶屋さんでもある小林さんのとこで販売してる特製祥玉という玉露。

こちらの玉露、100gで6480円(税込)となっています。

いやぁ、さすが最高級の玉露で茶師十段がやってるお茶屋さんだけあっていい値段しますね。

玉露には、テアニンという成分が多く含まれていて、リラックス効果があるそうです。また、京田辺産の玉露は深い甘みとコクに定評があるみたいですね。

番組内で、玉露と抹茶の違いが紹介されてましたが、違いを初めて知りました。

玉露⇒日光などを調整して手間ひまかけて作った茶葉

抹茶⇒玉露と同じ茶葉を粉末状にしたもの

茶師の小林さんが、番組内でおいしい玉露の淹れ方を紹介してくださっていました。

美味しい玉露の淹れ方1
茶葉はたくさん

美味しい玉露の淹れ方2
お湯は約50度

美味しい玉露の淹れ方3
蒸らす時間は数秒

 

祥玉園さんの玉露を飲んで、マツコさんは「すごい!お抹茶みたい。味、スゴイしっかりしてる。ほんとこれ、お抹茶みたいよ、味が。口の中に残ってるのがすんごい。」

そしてしみじみと

「マツコ:高いお茶っ葉じゃなきゃダメなんだね」

語ってました(笑)

玉露の注文は、祥玉園さんのHPから出来ます。

祥玉園の玉露

小林裕さんの祥玉園の玉露はかなり高いですが、宇治茶ならリーズナブルな価格なので手にしやすいですね♪楽天にもありました。


小林 裕(ひろし)のおいしい宇治茶 匠 100g【お茶 緑茶 煎茶 日本茶鑑定士 茶審査技術十段 祥玉園 茶師 京都府産 茶葉 カテキン ビタミンC】

全国絶品お茶マップ

全国の都道府県の生産量ランキングが番組で紹介されていました。

生産量1位:静岡県 静岡茶

生産量2位:鹿児島県 かごしま茶

生産量3位:三重県 伊勢茶

生産量4位:京都府 宇治茶

生産量5位:宮崎県 みやざき茶

生産量6位:福岡県 八女茶

生産量8位:熊本県 くまもと茶

生産量9位:佐賀県 うれしの茶

 

【お茶の生産量】

1位 静岡県 30,700t

2位 鹿児島県24,600t

 

お茶というと静岡の印象が強いですが、鹿児島が全国2位の生産量なんですね。しかも、もうすぐ静岡県の生産量に迫る勢いということで、近い将来にお茶と言えば鹿児島がナンバーワンと認識される日も来るかもしれませんね。

八媛みどり奥八女の薫(八女茶)古賀製茶本舗

「未亡人っぽいわよね」とマツコさんが言ったこちらのお茶。

100g1000円(税込)とお求めやすい価格となっています。

古賀製茶本舗さんは、1819年創業で、こちらのお茶屋さんは小林さんが丁稚で行ってたそうです。

八女地方は寒暖差が大きく湿度が高いそうで、そういった環境で育つ八女茶は、天然のアミノ酸を多く含んだ甘みの強いお茶が特徴とされています。

こちらのお茶は茶葉が細かいのが特徴で、深蒸し系のお茶となっています。

古賀製茶本舗

「マツコ:香りすごく強いね」

焙煎による香りが強いようで、茶士の小林さんも「いい焙煎」と語っていました。

「マツコ:お茶って感じの味。なんか、香りがめちゃくちゃ強い。」

お茶=無料(タダ)の概念を壊したペットボトル茶

今回、番組内でペットボトルのお茶の飲み比べをしていました。

飲み比べで紹介されたのは5つのお茶。

・お茶の王道「お〜いお茶」

・厳選した国産茶葉を使用「伊右衛門」

・高級料亭が監修「なだ万監修日本茶」

・にごりの旨みを追求「綾鷹」

・茶葉の良さを引き出した「生茶」

茶師の小林さんは、「おーいお茶」について「なんかこれ、すごい焙煎してるような感じがね」と語っていました。

実際、「お〜いお茶」は茶葉を炒ってから10分以内に抽出するため、焙煎味が強いそうです。

「マツコ:最近ね、これが好き」と語っていたのが「生茶」。

「マツコ:すごい、1番なんていうんだろ、青臭いのよ」

生茶は、微粉砕した茶葉によるまろやかな味わいが特徴だそうで、微粉砕して茶葉の良さを引き出してる分お茶本来の味が強く感じられるのかもしれませんね。

「小林さん:綾鷹なんかは、生茶をちょっとやわらかくした感じ」

綾鷹は、ペットボトル茶ににごりの概念を取り入れた先駆けのようなお茶のようです。

小林さんは、ペットボトルのお茶をスッキリ系からまろやか系に分類してましたが、分類したのは以下のような感じでした。

「お〜いお茶」

「なだ万監修日本茶」

「伊右衛門」

「綾鷹」

「生茶」

上に行くほどすっきり系、下に行くほどまろやか系となっています。伊右衛門は中間のバランスの取れた味のお茶ということになりますね。

小林さん曰く、「お〜いお茶、なだ万監修日本茶、伊右衛門はすっきり系で、夏場や食事の際にごくごく飲むのに適しており、綾鷹や生茶はまろやかさが強く、冬場にじっくり飲むのにオススメ」だそうです。

雑味を極限までなくした 究極の抹茶「鶴雲」祥玉園

小林さんが紹介したのは、祥玉園の抹茶鶴雲。

「マツコ:ちゃんといれて。いつもあたし適当にやってるから。卵かけごはんの卵溶くみたいに。たぶんあれじゃダメなのよね、きっと」

「小林さん:いいっすよ、いいっすよ。うーん、お抹茶ってね、家でべ〜っとやってべ〜っとやるのが普通のスタイルやと思うんですよね。抹茶はとくにそうやけど、きどらんと飲むっちゅうのが1番ですよね」

「マツコ:ひどいよ、あたしの飲み方。ヤマザキの春のパン祭りでもらうやつみたいなお皿で。サラダボウルで。」

サラダボウルで飲むってうけますよね(笑)

そして、小林さんが淹れた抹茶を一口飲んで・・・

「マツコ:コレ美味〜い」と囁くような小さな声でしみじみと言った後「何コレ・・・」「良い意味でスゴイあっさり」と絶賛の嵐。

この鶴雲の抹茶は、小林さんの父(先代)が自分の茶畑で作ってるお茶だそうです。

40gで3000円という価格を聞いて、

「良心的よね、こんなにすごいのに」

と、ここでも鶴雲を褒めてました。

鶴雲を飲んだマツコさん、小林さんに

「マツコ:東京で売ってんの?」

「小林:東京、売ってないですね」

「マツコ:通販出来る?」

「小林:通販だけです」

「マツコ:じゃあ、通販します」

と、購入を断言(笑)

マツコさん、相当気に入ったみたいですね。マツコさんがここまで気に入る抹茶、どんなものだか非常に気になるので私も通販で注文してみようと思います(^^)

祥玉園 鶴雲の通販

玉露と碾茶の黄金比ブレンド 玉碾

2016年の伊勢志摩サミットでランチメニューとして採用されたというこちら、各国の首脳も飲んだというお茶です。

農林水産大臣賞を玉碾にブレンドされてる玉露で小林さんは頂いてるようです。ブレンドしてる玉露は小林さんのとこで栽培してるそうですが、平成25年にはなんと1kg58万円で買ってもらってたそうです。とんでもない金額ですよね(^^;

現在は、玉碾は80gで32400円(税込)で買えるようです。

このお茶を番組ではワイングラスに入れて飲んでましたが、マツコさんは飲んで「うまいね〜これね、スゴイ!すごいあっさりしてるんだけど、主張がすごい!すごいよこれ。でしゃばらないね、これ。」と大絶賛してました。

まとめ

お茶は値段が高いほど良いとは聞いたことあるんですが、今回番組内で紹介されたお茶も普段私が飲んでるお茶からするとかなりの高額なお品ばかりでした。

高いお茶を気兼ねなく家で常備するようになりたいものです(笑)

小林さんの祥玉園のお茶、かなり気になるのでちょっと奮発して良いお茶頼んでみようと思います。高いお茶、すごい茶師がいるお茶屋さんのお茶がどんなものか気になりますしね♪